カマドウマ

鳥、昆虫
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年末の寒い日に大掃除をしていると変な虫が出てきました。よく見るとカマドウマです。

カマドウマ(竈馬)はバッタ目カマドウマ科 に属す昆虫の総称。 姿や体色、飛び跳ねるさまが馬を連想させ、古い日本家屋では竈(かまど)の周辺などによく見られたことからこの名前が付きました。

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カマドウマは脚が長く、背が曲がり、触角が長い種が多く、キリギリスやコオロギの仲間ですが、翅(はね)がないため、鳴くことはありません。

カマドウマは長い後脚で跳躍するのが特徴。その跳躍力は非常に強く、飼育器の壁などに自ら激突死してしまうほどです。

さらによく見ると薄茶色の地に、濃い茶色のまだら模様(もよう)があります。そして、後ろ脚(あし)のとげがよく目立ので、カマドウマ科に属するクラズミウマ(蔵住馬)です。

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クラズミウマは、「蔵」に住むという意味の名前で、カマドウマもクラズミウマも独特の姿で似ています。時折、昔の窓のある便所(べんじょ)にでてくることもあったことから、ベンジョコウロギと呼ばれることもあります

成虫で冬を越す。

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