今日は散歩で梨の棚仕立てまで歩いてみました。
梨の木は本来10~15mほどになる中高木です。しかし食べるために栽培する場合は、棚仕立てにします。棚仕立てでは180cm程度の高さの平棚で横に広げ、樹高を低くまとめ、低い天井のようです。棚仕立て方は台風などの強風から木を守り、太陽の光がまんべんなく当たります。
梨の花は真っ白な花弁が5枚つくので、まるでソメイヨシノの花を白く染めたような姿です。梨も桜も同じバラ科の植物なので、特徴が似ています。花の大きさは直径2~4cmです。枝先に3~8個の花がまとまってつきます。
梨の開花は桜から1週間程度遅れた時期です。棚仕立ての梨畑に広がった枝に花が一斉に開花する季節は、一面に純白のカーペットを広げたようです。日本の春の花見といえば桜というイメージが定着していますが、真っ白な梨の花も奇麗で、外国人にも是非見てもらたいと思います。
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